• 印刷

Vol.15 電気エネルギーの可能性

1 / 2 / 3 / 4

これからは人とモノが電気を介してつながる時代

これからは、IoT、AI、ビッグデータ、ロボットなどの先端技術を活用して人とモノが電気を介してつながる時代がやってきます。あらゆる電化製品がネットワークでつながるスマートハウスでは、スマホで外出先から家電製品やドアなどを遠隔操作でき、侵入者などの異常が発生すれば外出先へ知らせてくれます。また、「電気をつけて」などと音声で指示ができ、面倒な操作が不要となります。

家の外に目を移すと、屋根には太陽光発電が設置され、蓄電池やEV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリット車)も普及し、電気を使うだけでなく、自ら電気を生み出し、余った電気を蓄電したり、他へ融通したりできます。さらに、購入する電気も再生可能エネルギーによる電気、地域の中で発電された電気など、多様な電気の供給先から選択できるようになります。利便性、安全性、快適性が向上しながら、いろいろな場面で電気の供給方法や使い方が変わっていくのです。

家庭での電気エネルギーの流れを見直し、スマートハウス化を進めていくことにより、エネルギーを効率的に消費して、ゼロエミッション社会に貢献することもできます。

また、これからは高齢化の進展や在宅勤務の増加などにより家庭で過ごす時間が長くなることが予想されますが、高度に情報化されたスマートハウスでは、家にいながらにしてビデオ通話やオンライン診療などによって地域や社会とつながりを持つことができ、物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさも実感できる社会が実現できると思います。

これからの電気エネルギーの流れ

 
ページの先頭へ戻る