特集「カーボンニュートラルって何?」

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カーボンニュートラルの実現に向けて

  • Q3-1 カーボンニュートラルに向けた需要側の取組みはどのようなものですか?
  • A3-1 2050年カーボンニュートラルに向けては、徹底した省エネに加え、再エネ電気や水素等の脱炭素エネルギーの導入を拡大していくことが求められています。需要側において、引き続き省エネを進めつつ、供給側の脱炭素化を踏まえた電化・水素化等のエネルギー転換が課題です。

参考

第6次エネルギー基本計画では、2030年度のエネルギーの需要については、経済成長等による足下からのエネルギー需要の増加を見込む中、徹底した省エネルギーの推進により、最終エネルギー消費で62百万kl程度の省エネルギーを実施することによって、2030年度のエネルギー需要は280百万kl程度を見込んでいます。

コラム3日本の省エネルギーの状況

我が国は、これまで経済成長と世界最高水準の省エネを同時に達成し続けてきています。

一方、2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、新たな省エネルギー技術の開発や導入、AI・IoT等の新技術導入による効率化の推進など徹底した省エネルギーを進めることが重要です。

なお、デジタル化の進展は、シェアリングなど人・物・金の流れの最適化が進むことなどを通じ、エネルギーの効率的な利用・省エネルギーにも繋がります。

出典:資源エネルギー庁HP「第6次エネルギー基本計画」、「総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第36回会合)」より作成

 
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