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電力関係_図面・データ集

8電気の使われ方

電気の使用量(需要)は、季節、時間、天候などにより大きく変化します。

一方、電気を一年を通して安定的に供給するには、発電設備は需要のピーク(最大電力)に合わせて必要になります。季節や時間帯により電力需要が大きく変化すると、発電設備の利用効率が下がり、結果、コストは割高になってしまいます。

季節別の電力需要の推移

九州エリアでは、季節別の電力需要の差は、約60年前と比較し約21倍に拡大しています 。

30万kW(1960年度)→ 635万kW(2020年度)

近年は、冷暖房機器の普及等により、夏季と冬季に電力需要のピークが発生し、季節別の差が大きくなっています。

季節別

時間別の電力需要の推移

1日の中でも、時間帯によって電力需要の差が大きく、九州エリアでは、夏季の昼間(2020年度夏季最大電力発生日)は、夜間の約1.8倍 の電力需要が発生しています。

時間別

気温や曜日による電力需要の変動

電力需要は、気温等の気象状況や曜日によって、大きく変動します。

気温別
 
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