特集「『放射線』ってなに?」

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6放射線の人体への影響は?

Column原子力施設での区域区分と周辺の環境放射線モニタリング
原子力発電所での区域管理区分

原子力施設では施設エリアを目的別に大きく3つに区域区分しています。

  • 「管理区域」は原子力施設において放射線、放射性物質による放射線障害を防止するため人の出入りを制限している区域。
  • 「保全区域」は放射線の管理は必要ないが施設の保全を必要とする場所で「管理区域」以外の区域。
  • 「周辺監視区域」は原子力施設に起因する一般公衆の被ばく線量を法令に定める値を超えないよう一般の方々の不要な立ち入りを制限する区域。

原子力施設周辺の環境放射線モニタリング
  • 原子力施設内で発生した放射性物質が外部に放出されると、周辺環境へ影響を与えることになります。このため、放射性物質の放出について厳しく管理する必要があります
  • 原子力発電所の運転中には、微量の放射性物質が周辺の環境に放出されます。この放射性物質による実効線量については、年間0.05ミリシーベルトを目標値として設定し、一般の人の線量限度である年間1ミリシーベルトに比べ十分低い値に管理されています

日本原子力文化財団HP:「原子力総合パンフレット2023
https://www.jaero.or.jp/sogo/detail/cat-03-07.html

 
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